本日はキングオブ夏野菜のナス料理の紹介です。
「焼きナスとセミドライトマトの白ワインビネガーのマリネ」
もうナスの説明は必要がないと思うのですがちょっとおさらいで基礎知識の復習です。
ナスの旬は夏~秋なのですがこちらの野菜も一年中出回っているため旬を感じにくくなっているかもしれませんね。
でも、やっぱり夏のナスは安いし美味しいので使う頻度は格段と上がると思います。
原産はインドで紀元前から食されていました。日本に伝ってきたのは確かではないのですが奈良時代には既に文献に載っていたそうです。
暑い国の食べ物なおで夏なのですね。起源を知ると納得感が上がります。
日本での有名どころの産地といえば熊本ですね。くまモンがイラストされた箱なんかをよく見かけます。高知のナスもよく目にしますがこの2県で全国の生産量のクオーターを占めます。→なんでここで英語表現?
さて、調理の話に戻りますが今回はナスをオーブンで素焼きして皮をはいでマリネします。
前回のパプリカのマリネもそうなんですが最近、追剥・・・・・じゃなくてかわはぎにはまっています。野菜の薄皮を剥く技法は一般的なんですが栄養価という面でいうと圧倒的に皮ごと頂いた方がよいです。
ナスについても なすの皮にはアントシアン系色素である「ナスニン」というポリフェノールの一種が含まれています。ナスニンには発がんや抑制する抗酸化作用があり、眼精疲労にも効果があるといわれているので使わない手はないのですが今回は食感にこだわりナス皮ははいでいきます。
オーブンに入れて250℃で15分。こんがり焼けたナスを素早くはいでいきます。(もたもたしていると熱くて焼けどしちゃうんでね。)
マリナード液はニンニクをオリーブオイルで炒め、白ワインビネガーに白醤油を合わせます。液に熱々のうちにつけます。ナスの緑色をくすませたくないので白ワインビネガーと白醤油です。
タイムなんかもよく合うのですが隠し香料としてカルダモンを入れてたりします。以外とあいます。
これにセミドライトマトと合わせて一晩、寝かせて完成です。
冷やして食べるので暑い日にさっぱりいただけますよ。

